明治から昭和初期の絵葉書でみる日本の風景

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手彩色絵葉書

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絵葉書の魅力

私の場合、郷土史に興味を持ち、昔の写真を探していた際に絵葉書という形で残っていると知ったことがきっかけでコレクションをはじめました。

そのため、最初は「資料」としか考えていなかったのですが、知れば知るほどさまざまな魅力があることに気付きました。

絵葉書に対する思いというのは人それぞれかと思いますが、魅力としては大きく3つのものが考えられます。

美術的な美しさ

絵葉書の魅力は、なんといってもその美術的な美しさです。

明治時代の終わり頃に日露戦争勝利の記念絵葉書が作られたことがきっかけで絵葉書ブームとも言える状況になります。絵葉書の専門店も生まれ、新しい絵葉書を求めて行列ができることもあったといいます。

寺社仏閣などの観光地ではお土産用の写真絵葉書がよく売れ、旅の思い出に浸るツールとしても役立ちました。カラー写真が無かった時代ですので、なんとか風景をリアルに伝えようと、白黒写真に筆で着色した手彩色絵葉書(しゅさいしきえはがき・てさいしょくえはがき)も作られました(↑上の絵葉書は太宰府天満宮参道の手彩色絵葉書)。淡く独特な色合いが美しく、現在でもコレクションの対象として人気です。絵葉書の中で特に高値で取引されているのもこの手彩色絵葉書です。

資料としての価値

そして、写真や絵柄の持つ資料としての価値も魅力です。

もともと、葉書というものは真っ白で絵や写真の入らない「官製はがき」しか認められていませんでしたが、明治33(1900)年に「私製はがき」が認められると、さまざまな絵や写真を用いた葉書が作られるようになりました。装飾の意味合いだけでなく、例えば災害や事件、戦争など時事性をもった葉書も作られ、ある種メディアとしての役割も果たすようになっていきました。

そのため、当時の状況を伝える資料として大きな価値を持っています。

コレクションのしやすさ

コレクションのしやすさというのも絵葉書の魅力のひとつです。多少の大きさの違いはあるものの、絵葉書のサイズはおおよそ一定です。サイズの揃わないものはコレクションとして一覧性がなく、整理・分類が難しかったりしますが、決まったサイズであればそういった煩わしさもありません。

テーマを分類して整理しておけば検索も容易で、価値ある魅力的なアーカイブを作ることができます。

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Y氏(山田孝之)
運営:Y氏は暇人
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明治〜昭和初期の九州・山口の絵葉書を収集しています。著書:福岡路上遺産(海鳥社)、福岡穴場観光(書肆侃侃房)
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